今回題材として頂く作品は「春」「夏」「秋」「冬」「宙」「星」の6作品です。
公演は2023年5月~2024年1月にかけて横浜、東京で開催いたします。是非ご来場ください。
作品展への参加はダイジェスト版の動画をご覧頂いてご参加いただくのも大歓迎です。ダイジェスト版は各演目の最終日以降に準備ができ次第こちらのページにアップさせていただきます。
春の音楽絵本
春の風の贈り物
冬眠から目覚めたクマの子は春風に誘われて春の森に散歩にでかけます。そんなクマの子が散歩の途中で一人の少女と出会います。少女は「シアワセが一体どこにあるのか?」そんな事をクマの子に尋ねました。クマの子は少女に言いました。「森の奥で花の露の妖精が私に教えてくれたんだ。『君は幸運の神様を知っているかい?みんなを幸せにする幸運の神様は小さな幸せを大切にできる人が大好きなんだよ』てね。」少女が足元に咲く小さな花の命に心を寄せ、今ある小さな幸せに気づき始めます。ほっこりした春のある一日の物語です。
夏の音楽絵本
夏の色
ある夏の日。少女は海で1人の少年に出会いました。その少年は海で絵を描いているのですが、そこに書かれている海は紫色をしていました。少女には目の前に広がる海はどこまでも青く広がっていました。絵が完成に近づいていくにつれて、同じ時間を生きていても全く同じ世界を観ているわけではないということに気づきます。人と人とがお互いの違いを理解し、受け入れて、そんな中で共に生きていく事の大切さを描いた「夏の色」は切なく、美しい物語。
宙の音楽絵本
夜行列車とデネブの希望
天の川が輝く夏の夜。ネコのユウとうさぎのアイは夜行列車に乗り込んで世界をめぐる旅に出発しようとしていました。アイの旅の目的は「どうして世界から喧嘩がなくならないのか知りたいの。」そんな二人を乗せた夜行列車が大空高く走り出します。二人が探し求める答えをこの旅の中で見つけることができるのでしょうか?世界各国の音楽が楽しめる物語です。
秋の音楽絵本
地球の実り
少女が秋の山におにぎりを持ってやってきました。そこでおにぎりを盗もうとする1匹のクマの子と出会います。その様に出会った二人でしたが、はじめて会ったような気がせず、少女はお腹をすかせたクマにおにぎりを差し出しました。少女の優しさに触れ、二人はすぐに仲良くなりました。その御礼にとクマの子は少女を自分の大好きな場所へと案内します。めぐる自然、めぐる命の美しさに感動した少女は命の尊さを感じるのでした。「地球の実り」それは、私達一人ひとりの地球に生きる命の煌きです。
アーカイブ動画は10月下旬に公開予定です。
星の音楽絵本
流星の奇跡
幼い頃にお母さんと生き別れてしまったうさぎのアイは星に願いを唱えています。「お母さんと会えますように」その願いを遠くの星で聞いていたというシリウス星人がクリスマの日にアイの元に現れます。そしてアイに不思議な赤い電話をプレゼントします。この電話が繋がる先はアイの心の中。アイの心の中にあるものが音楽になって現れるという不思議な電話です。アイの心の中に眠っていることとは・・・?
アーカイブ動画は12月下旬に公開予定です。
冬の音楽絵本
おしゃべりな家
少女がまだ季節の旅を始めるずっと前のお話です。少女は丘の上にある小さな家に一人で暮らしていました。少女が家から出るのは買い物の時くらい。それ以外は家の中で一人で静かに暮らす毎日です。ところが少女は誰かと会話をしているようです。会話の相手は・・彼女の住む〈家〉。少女はおしゃべりする不思議な家に暮らしていたのです。
ある日、少女は家から出なくなった理由を話しだします。それを聞いた家は彼女に新しい旅にでるように語りかけます。少女は家から出て新しい旅をはじめることができるのでしょうか?
アーカイブ動画は1月下旬に公開予定です。