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宙の音楽絵本についてお話する

みなさん、こんにちは♪ COCOHEプロデューサーの内田です~

本日は7月19日かなっくホール、8月2日大田文化の森で開催する「宙の音楽絵本~夜行列車とデネブの希望」に関してお話します。

以下の文章はプログラムに掲載する予定の文章ではありますが、事前に知っていただいたほうが興味を持っていただけるかなーなんて思って事前に公開させていただくことにいたしました♪


宙の音楽絵本について
夜行列車とデネブの希望は2022年に知り合いの団体様からご依頼頂き書いたお話です。
その際に「世界の平和」をテーマに書いてほしいということだったので元々構想があったお話を昨年書き上げました。
そして今年2023年に四季の音楽絵本シリーズ用に書き換えてプログラムの結構入れ替えを行ったという経緯があります。
この物語は先にも書いた通り世界の平和を願う気持ちをテーマにしています。
私たちが住む日本では身近に感じにくいですが、世界では争いが続います。
そしてそれはいつ自分事、さらには私たちの子供事になるかわかりません。
なのですが、戦争を攻める事をこの物語の中ではしたくありませんでした。
(誤解のないようにお伝えしますと当然ですが戦争を肯定するという意味合いではありません)

ただ、どんな世界を子どもたちに手渡したいか?と
考えた時に戦争を攻める事もまた争いの原因であるようにも思えたからです。

皆んながお互いにわかり合える世界を語れたら良いなと思った次第です。
綺麗事だと言われればそうですが、願う事くらい綺麗事で何が悪い?と私は思っています。

もちろん色々な事情があることは大人なのでわかっているつもりです。それでも美しい世界を描いて、子どもたちには自分たちの手でその世界を作れる、その可能性を皆んなが持っていると思ってもらえたら良いなと思って書きました。

このお話を象徴する曲がU & I なのですが、この曲を今回入れるかどうか悩んで一度外したのですが、やはり最終的に戻しました。

この物語のための曲かと思うくらいイメージにぴったりの曲なのですが演奏の機会が少ないためあまり知られていません。
作曲された若林さんによればこの曲は日韓友好をテーマに作られましたが、発表当初反発もあったのだそうです。

先ほどの話しのように綺麗事だと思う人が一部いたのでしょうね。
それでも私は世界中のみんなが手に手をとって助け合える、お互いを理解し合い、尊重し合えるそんな世界がやってきたら良いと思っているのでこの曲がとても好きです。

U & I 、偶然にも主人公の名がユウとアイ。そしてUPNと池田祐子。(笑)この曲を入れないわけにはやはり行きませんでした。

この物語に登場するユウとアイが初めてココエのお話に登場したのはクリスマス電車出発進行というお話でした。
多様性をテーマにした物語で私が初めて書いた台本で、思い入れの強い作品です。クリスマスが舞台のお話のため12月にしか公演が組めず、なかなか上演のチャンスがないのですが、またそのうち上演したいと思っています。

ユウとアイ2人の出会いの物語なのですが、はじめなかなか仲良くできなかった2人が旅の中で様々な経験をして、少しずつ仲良くなっていくお話です。
ユウとアイの名前をどうしてそう名付けられたか実はあまり覚えていません。

クリスマス電車出発進行の最後に「ユウとアイが仲良くなっできた言葉が友愛だとかそうでないとか」というセリフがあるのですが、それも後付けだった気がします。笑

YouとI なんて洒落た理由でもありませんでしたし、ユウをはじめに演じてくれたのが柳内ゆうすけお兄さんだったからというわけでもなかった気がします。
ただなんとなくユウとアイと名付けたのですが、その結果、物語とマッチした、さも意味がありそうなそんな名付けだったなと自分で自分に感心している次第です。


と、いうことでそんな思いで制作したコンサートになります。

とはいえ、楽しい楽曲盛りだくさんですから肩肘張らずに楽しみ来て頂ければ嬉しいです!!

ご来場お待ちしております!!

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