みなさん、こんにちは。
COCOHEプロデューサーの内田です♪
さおりお姉さんと食事に行くと歌について談義することが多いのですが、その中で私が日頃考えていたことで盛り上がったので少しだけそのお話をします。
歌はテクニック面と内面の要素、両方が求められるのです。(他の楽器も多分同じですけど)
でね、歌のテクニックってなんのために必要かといったら、演奏者の内面(精神性、ハート、魂、情熱というようなもの)にリンクして、それを人に届けるために必要だと思うのです。
内面的な要素だけで歌うこともできるです。でも、テクニックがないとちゃんと人に届かないの。
テクニックだけで歌うこともできるけど、人間の内面に何も置いてなければ薄っぺらい歌になるの。
上手なんだけど全然心に響かないなーと思う人がいるとするなら、それは内面になんにも置いてないからなんだと思う。
熱意や情熱は伝わるけど、独りよがりだなとお客様が感じるなら、それはテクニック不足なのだと。
「心を込めて歌います」って言うけど、じつは「心を込めつつ、演奏のテクニックであなたにそれを届けます」が正解だと思います。笑
だから、名歌手とか一流と呼ばれるような歌手の人は必ずその両方を持ち合わせていて、かつその2つのバランスが取れているのです。
昔「冷静かつ大胆に」と教えられたことがあるけど、冷静なテクニックと大胆な内面でえんそうするということなんだろうと理解しています。
(内面に置いてあるものは、必ずしもキレイなものばかりではないと思う。だから性格の良い悪いという話はさておきだと私は思っている。笑)
その両方がそろって、自分の内面に抱えていることが、外に出て人に届いた時に初めて人が感動する歌になるよね。というような話をしていたわけです。
テクニックは歌のレッスンで身につけることができますが、内面というのは自分に向き合うこと、自分の様々な体験、辛いこと向きあったり乗り越えたりしたこと、感動したことなどから磨かれていくと思うのです。
そんな話をしていて、「歌って大変ね・・・」というそんな結論。笑
そうやって一流の歌手になっていくわけですから、歌は一生勉強だとわかっていますが、果てしないなとも思います。
でも、そうやって歩み続けることがきっと自分の人生を豊かにしてくれるし、人を幸せにする歌につながって行くのだろうなと思うのです。
魂と繋がった歌が歌えるように今後も精進していきたいと思います。