2020年にコロナ禍がはじまって、私たちが予定していた公演が中止になったことがありました。
その際に公演を予定していたのが「クリスマス電車出発進行」に登場したユウとアイが今度は世界に向けて度に出るお話でした。
旅する中で人々が争う姿を目にして、ユウとアイが色々考えて答えを出していくというようなお話の公演になる予定でした。
子供向けにしてはちょっとテーマが重すぎるのお話がお蔵入りしているのですが、
現在の世界情勢を見ていると、こうしたテーマで子どもたちにメッセージを届けていくことも
もしかしたら必要なのかな?と思ったりしています。
その時の演目を東京都のアートにエールをという事業の中で短くまとめた動画が残っています。
アイが「未来も、世界も私たちの手で変えられるのね」と話すのですが、
そんな風に子どもたちには思える社会であるべきだと思っています。
子どもたちが生きる未来には争いもない、平和で笑顔にあふれる世界を手渡してあげたいし、
それが今先を生きる大人の役目であると思っています。
絵空事のように思われてしまうかもしれないけど、
それでも未来をつくる子どもたちには希望が持てるメッセージをたくさん届けたいと思っています。