皆さん、こんにちは。COCOHE プロデューサーの内田です。
いよいよ、来週7月13日は夏の色の最後の公演です。
夏をテーマにしているだけあって、
少なくとも来年の夏までは再演はありません。
来年も再演できるか確約はありませんので、
是非今年のうちにご覧いただけたら嬉しいです。
さて、この物語の結末についてですが
これからご覧になる方はネタバレ?の要素もありますが
まぁ、ネタバレしててもいいかなと思いますので
ちょっとお話をさせてください。
まず、この物語は
ある2人が海で出会ったというお話です。
片方の少女の日記を読む形で物語が進行していきます。
ある日この少女が海でであった「あの子」は
海で不思議な絵を描いていました。
紫色の海に、真っ赤な太陽、ピンクの空。ソフトクリームの形をした雲。
そんな絵を描いている「あの子」との交流のなかで
全く同じ時間を生きていても
人は全く違う世界を生きているということを少女は知ります。
そして、ある日を最後に「あの子」は海に来なくなったのでした。
と、いうようなお話です。
「あの子」の性別や年令は明かされていませんし、
「あの子」が海にやってこなくなった理由も物語の中では触れていません。
そのあたりは、コンサートの中で選曲している曲や
物語を想像して受け取り手の方が決めてもらえたら良いなぁと思っています。
で、私は物語を書いてはいますが、
結末は決めていなかったので
自分の中では
「あの子」は病気か何かでお星さまになったのかな?なんて想像していました。
で、このお話を自分の8歳になる息子に読み聞かせてみたところ
うちの子は「「あの子」は絵の中の世界で冒険しているんじゃない?」
と、言っていました。
おお、予想していなかった回答。笑
「だって、ソフトクリームのような雲がある世界を旅できたら素敵でしょ?」と。
あぁ、なんか子供のこういうところがすごいよなーと思うわけです。
きっと、色々な結末が皆さんの胸の中の絵本として出来上がっているんだろうなと思うと
その一つ一つを覗けたら素敵なのになーと思ったりします。
素敵な絵本が皆様の心の中に届きますように♪
ひまわりの郷も頑張りたいと思います。
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