COCOHE 公式ブログ

制作の裏側

こんにちは。COCOHEプロデューサーの内田です。

自分がコンサート企画を作る時に
どんな風に考えて形にしているかを今日は少しお話してみたいと思います。

さて、コンサート企画を作るぞ―!ってなった時にどう進めているかというと

1 テーマを決める

2 選曲する

3 台本書く

4 微調整する

こんな順番で大体の場合は制作を行っています。

まず、最初のテーマを決めるですが

COCOHEのコンサートの案内を見ていただくと大体の場合は
今回のコンサートのテーマは「●●●」で~
みたいな記載があると思います。

毎回どんなテーマを軸にコンサート企画を作るかというのは1番最初に考えています。

テーマ=目的になるので

このテーマをどのように伝えていくかを
曲、ストーリー、演出などを決めていく時の軸にしています。

コンサート企画が面白くなるかどうかってテーマが1番大切だと思っているので
ここのテーマはとても大切にしています。

テーマは身体に例えるなら脳とか心臓の役割です。

そして、選曲を先にします。

テーマに合いそうな曲を大体13~17曲
ピックアップします。

この時点で大体誰に出演してもらうかはなんとなく決まっているので
出演して貰う人のレパートリーも踏まえながらピックアップします。

で、意外と思われるかもしれませんが
この段階で曲順決めます。

コンサート全体を思い浮かべて
曲をイメージして
どんな風に初めて
どこでどう盛り上げて
どう終わるか?みたいなのは大体曲によって決まります。
最初に元気にスタートして、
次にしっとり系の曲をおいて、
盛り上がる曲をこの辺において
そして、この曲でしめよう~みたいな感じで
プログラムでお客様の感情をイメージしながら
曲順決めます。

曲は身体に例えるなら骨格づくりです。

大体の曲順も決めてから、ストーリーを作り始めます。

ようやく、ここでストーリー作りなのです。

すごく後付でしょう?笑

よくこの話を書くのですが、COCOHEの舞台はミュージカルでもお芝居でも無いんです。

あくまでもコンサート。ストーリー仕立てのコンサートなのです。

なので、ストーリーは二の次。
演奏曲に感情移入したり、楽しく聞くための
補助的な機能が大きいんです。私の中では。

なので、決めたプログラムを楽しく聞けるように
曲をストーリーでつなげていきます。

ストーリーを書くのはスマートフォンで
布団の中で書くことが多いです。笑

もしくはカフェかな。

リラックスしているときじゃないとかけなくて
パソコンの前ではストーリーが全然思いつかないんです。笑

最後の言葉の修正をしたりするときに
パソコンで作業したりしますが
基本布団の中かカフェで書いています。(あーなんか恥ずかしい・・・)

ストーリーは身体に例えると肉付き。

で、ストーリーが出来上がったら
最後に微調整をします。

ストーリーの全貌やこの辺でようやく見えてくるので
より面白くなるように
曲を数曲入れ替えたりします。

先日開催した夏の音楽絵本のときも
最終曲は元々「四季の歌」を予定していたのですが
結局「君と見た海」に差し替えをしました。

ここではこんな感じの曲がきたらもっといいかなーみたいに思ったときだけ
後からプログラムを変更して
曲を変更したりします。

この段階で化粧や洋服を最終的に選んで出来上がり。そんな感じです。

と、まぁ、こんな感じでコンサート企画を作っています。

次のコンサートを見る時は
これが噂の布団の中で書かれたストーリーなのかと思いながら御覧ください。

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