皆様こんにちは♪COCOHEプロデューサーの内田です♪
先日の公演で本年度からスタートした「お誕生日お祝いコーナー」をやめたほうがいいというご意見を頂きました。
「お誕生日お祝いコーナー」は公演の最後にその月にお誕生日を迎えた方でご希望があった場合はお名前をお呼びしてみんなでお祝いするコーナーです。
ある公演のチケット申込みの際にその日がまさにお誕生日でとても楽しみにしていると教えてくださったお客様がいらっしゃいました。そんな特別な日にCOCOHEを選んでもらえて本当に嬉しくて、なにか想い出に残ることができないか?という事ではじめたのがこのコーナーです。
で、お誕生日お祝いコーナーを止めたほうがいいというご意見に対しては正直なぜそう思われるのかよく分からなかったので、それに関して私の周りの皆さんに意見を聞いてみたところ、保育園や幼稚園でもお誕生日会でお名前を呼ばれない子が悲しい気持ちになるからお名前を呼ぶのを中止しているという話やイベントなどでも呼ばれない子が悲しい気持ちにならないように誕生日を聞かないというそんな話を聞くことができました。
なるほどーーーー!!
私にとってはものすごく意外な話でしたが、悲しくなる人もいるという事を教えてもらいました。
例えば、レストランで急に他のテーブルでお誕生日のお祝いがお店のみんなを巻き込んではじまることがありますよね。
その時に面倒と思う人もいれば、一緒に楽しむ人もいるんですよね。そういうのに似ているのかな?と思いました。
私はどちらかと言えば後者なので前者の人の気持ちを忘れていました。前者の人の気持ち、それはそれで尊重すべきものだとは思っています。
ではお誕生日お祝いコーナーやめるのか?というと
やめないです。
ここからは私の考えです。
誕生日というのは誰もが平等に一つ持って生まれてきたものです。みんな平等に一つ持っています。
その日が自分の特別な日でなかったとしても、必ず一年に一回、自分の特別な日はやってきます。
今日が誰かの誕生日で、あなたの誕生日じゃなかったとしても
ある日は、あなたの誕生日で、誰かの誕生日じゃない日があります。
COCOHEは命、生命力をテーマにすることが多いのですが、誕生日はこの世に生命を受けて今元気に過ごしているというものすごい奇跡を祝う日です。
四季シリーズの中でもお伝えしている通り、元気に生きていることは当たり前のようで、当たり前じゃないわけです。本当に奇跡であり、幸せなこと。
そんな素晴らしい日、またはその日の近くにCOCOHEのコンサートに来てくれたのであればお祝いしたい。
そしてその年のお誕生日に花を添えさせてもらって、少しでも思い出となる一日にできたら嬉しい。
私たちとしてはそんな気持ちです。
そして、もし、お子さんが名前を呼ばれない事で悲しい気持ちになるならば、私はその感情を感じる事、その悲しい気持ちをどう解決するか?もまた子供たちにとっては学びの一つだと思っています。
世の中で生きていく中で自分が主役じゃない時もたくさんあります。悔しい思い、悲しい思いになることもあると思います。
一見ネガティブな事も蓋をしたり、回避するのではなく向き合って乗り越え方を知っていってほしいというのがCOCOHEの基本方針です。
そして人のお誕生日が祝えることの素敵さに気づいてもらえたらさらに嬉しいです。それが他人であったとしても命の奇跡、祝福の瞬間に立ち会えた事を幸せのお裾分けをもらえたね。くらいの気持ちで受け止めて、自分のお誕生日の時は今自分が送ったお祝いの気持ちが世界を巡り巡って持ってもっともっと素敵なことが起きるかもしれない!って考えられたら世の中がほんのすこしハッピーになるような気がします。
「情けは人の為ならず」
私の好きな言葉です。
祝福喜びの連鎖ができて大きくなって自分の元に返ってくる。
そんな世界が実現したら良いなと思います。
色々な考えがありますし、それぞれ尊重させていただきますがCOCOHEのスタンスはこうなんだと受け止めて頂けたら嬉しいです!
お誕生日お祝いコーナーの参加方法
原則、その公演の開催月のお友達をお祝いします。ただし「7月2日の公演で6月30日が誕生日だったのでお祝いして欲しい。」なんていうのも全然OKです。笑
ご希望の方は必ず開演時間までに受付のスタッフに呼んで欲しいお名前を教えてください。年齢は任意です。
そして、子どもたちだけではなく、大人の方でもOKです♪
参加していただいたお友達にはお誕生日のキラキラシールもご用意しております。
公演終了後のMCの時にお名前お呼びします。お名前呼ぶ時に手を降ってくれたら出演者も頑張って探します。