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宙の音楽絵本 プログラムノートより 

みなさん、こんにちは♪
COCOHEプロデューサーの内田です♪

まもなく宙の音楽絵本が開催となりまして、それに先立ちこの作品に込めた私たちの思いを共有させていただこうと思うのです。

以下、プログラムノートからの抜粋です。

この「夜行列車とデネブの希望」は、2022年に知り合いの団体様から「世界の平和」をテーマにした作品をご依頼いただいたことをきっかけに生まれました。以前から温めていた構想をもとに書き上げ、2023年にはCOCOHE「四季の音楽絵本」シリーズとして演奏曲を入れ替え、新たな形で上演しています。
この作品には、「世界の平和を願う気持ち」を込めています。
私たちが暮らす日本では戦争を身近に感じる機会は多くありません。しかし世界では今も争いが続き、この物語を書いた2022年よりも状況はさらに深刻になっています。遠い国の出来事のように思えても、それがいつ自分たちや子どもたちの未来と重なるかは誰にもわかりません。
だからこそ、この物語では誰かを責めることを描きたくありませんでした。
もちろん戦争を肯定するという意味ではありません。ただ、人を責め続けることもまた、新たな争いを生み出してしまうのではないかと思ったからです。
たとえ泥水のように濁ってしまった心でも、それを美しい水へと変えていく方法はきっとある。私はそう信じています。
綺麗事だと言われるかもしれません。それでも、願うことまで諦める必要はないと思っています。
子どもたちには、「世界は自分たちの手で少しずつ変えていける」という希望を持ってほしいのです。

戦争を続けるのも人間なら、美しい音楽を生み出し、人を思いやることができるのもまた人間です。
どうか、人を思いやる優しい心が世界中に広がっていきますように。
私にとって『宙の音楽絵本』は特別な作品です。ただ好きな演目というだけではなく、「子どもたちのために自分は何ができるのか」を思い出させてくれる作品だからです。
毎日を忙しく過ごしていると、世界の平和について考える余裕がない日もあります。
私自身もそうです。何もできない無力さを感じることもあります。
それでも、この作品を上演するたびに「自分にもできることはないだろうか」と立ち止まって考える時間を持つことができます。

物語の中でユウとアイが見つけた答えのように、特別なことをしなくて

も、世界を知ろうとすること、学ぼうとすること、困っている人に心を寄せること。その小さな一歩が未来へつながるかもしれません。

2026年8月、終戦の日翌日に、この作品を通して、子どもたちにどんな未来を手渡したいのかを、皆さんにも少しだけ考えていただけたら嬉しく思います。

子どもたちが生きる未来が笑顔であふれる世界になりますように。
そんな願いを込めて、今年も心を込めてこの作品をお届けします。


決して重いお話ではありません。

壮大な夜行列車の旅を子どもたちには楽しんでもらいたいと思って制作したものです。安心してご覧頂けるかと思います。

・・・多分。

 

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