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冬の音楽絵本の解説♪

みなさん、こんにちは♪
COCOHEのプロデューサー内田です。

今日は冬の音楽絵本の解説です♪

ネタバレ・・・になるのかな。ちょっとネタバレとも違いますね。
物語の中では明確に語られていない部分を解説したいと思います。

まず、四季の音楽絵本シリーズは「春」「夏」「秋」「花」「冬」この5つの作品が1人の少女の物語であることはこれまでも解説してきました。

この5つの作品が上記の順番でループし続ける世界観です。(星、宙は番外編なのでこの中に含まれません。)

今回の冬の音楽絵本は花の音楽絵本の後の話となります。

秋の音楽絵本の最後に妊娠していた主人公の少女は、花の音楽絵本では母親になっていました。
母にはなっていたのですが、花の音楽絵本で母として登場したときはすでに他界しています。

主人公の少女が母となって登場

彼女の子ども(クマの子の生まれ変わり)が母親への歌ったりして花の音楽絵本は終わっていました。

クマの子の生まれ変わり。

そんな流れがあっての冬の音楽絵本となります。冬の音楽絵本の主人公はこのクマの子の生まれ変わりの女の子です。

さて、ここで少しだけややこしい話をします。

冬で女の子は旅に出て、春から順番に季節の旅を続けていきます。

この作品を観ている方はここでおかしいということに気づきます。

わかりやすく役を演じている祐子お姉さんとUPNで説明します。少女役は祐子お姉さん、クマ役はUPNが演じてきました。

つまり、今回冬の音楽絵本の少女役は祐子お姉さんでなくてはいけないはずなのに、この流れだとUPNが少女ということになってしまいます。

これがどういうことかというとこの四季の音楽絵本の世界は二人の魂(ツインレイのような関係だとおもっています)がお互いを高め合いながらこの世界をループして成長していく様子を描いています。

で、そのループに捻じれを起こすのが「花の音楽絵本」ということになります。そんな世界観で作った物語となっております。

だから、本来冬の音楽絵本の少女役はUPNで、春からの少女役はUPNになる予定だったのです。

なんですが・・・。演じる側の様々な問題がありまして。笑
簡単に言えば、どう考えても少女役は祐子お姉さんであって、祐子お姉さんがクマというのに違和感しかないという話です。逆もまた然り。笑
そんなもんで春からの少女役はやっぱり祐子お姉さんでいきましょう。という結論に至りました。

ただ、花の音楽絵本から続けて観ていただけている方には本来の配役でも楽しんでいただきたいということで、1日だけBバージョンを用意したという、そういうことでございます。

さて、それを踏まえてここからが本題です。

冬の音楽絵本は少女が一人家から出ない生活をしています。

物語の中では森で怖いを思いをしたという表現で描いていますが、その表現自体は比喩のようなもので、少女は両親が居ないことを理由に外でいじめにあっていたというのが実際の設定です。

それで家からでなくなってしまい、コンフォートゾーン(自分の安心できる範囲内)でゆっくり暮らしています。そんな彼女の住む家はしゃべる家だったというそんなお話です。

で、そのしゃべる家の正体ですが少女自身が作り出した「家族のような存在」です。

もしかするとこれを母親の魂だと解釈する方もいらっしゃるかもしれませんが、それは間違ってもいないのですが、実際は少し違うイメージで書いています。

一人っ子の人とかだともしかしたら「あーわかる」とおもって頂ける人もいるかもしれませんが、私は一人の時によく自分の中の誰かと会話をすることがあります。都合の良い返答をしてくれる誰か(自分自身なのでしょうけど)と会話をします。

自分で作り上げた、誰かと会話をしている。そんな感じですね。

少女が生まれてから生きてくる中で両親などから影響を受けたうえで作り出したのがこの「しゃべる家」ということになります。

だからお母さんというのも間違いではないのですが、あくまでも少女のフィルターを一度通したお母さんということになります。

そんな「家」との対話の中で、彼女は勇気づけられて外に踏み出していくというそんなお話です。

なのでこのお話の中には登場人物は2人のようで1人しかいません。

それまで生きてきた中で投げかけてもらった言葉や与えてもらった愛がたとえ一人になったとしても彼女を支え、そして彼女の力で立ち上がった話です。

4月からの新設活を直前に、子どもの旅たちは親にとって、心配や不安もつきものだと思いますが、子どもたちのなかで両親からの愛はかならず心を支えて、そして自分の力で前に進んでいくんだよね。そんな事を伝えられたらとおもっております。

・・・・

以上、解説でした♪

解説、複雑かつ長すぎ!!!笑

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