皆さん、こんにちは♪COCOHEプロデューサーの内田です。

私は比較的師匠から言われることを素直にやってきた方だと思う。
多分だけど。笑

師匠からしたら「コイツ言う事全然聴いてないな」と思われていたかもしれない。

歌ってみたら良いと言われたものは歌ってみたし、やったら良いということはやってみてきた。
イタリア行ったら良い(イタリアの師匠からは来たら良い)と言われたから行ったし。

ただのイエスマンとして生きた方が良いといことでは全然ない。
何でもかんでも誰かのいうことも聞くということではなく、信頼できる師匠にはひとまず全面的に従ってみるのが私は良いと思っている。

イタリア行ったら良いと言われても、行かない人は行かない。
私だって行かない理由なんて探せば死ぬほどあったんだけど、でも行った。(超無理矢理行った。行った経緯はほめられたもんじゃなかった。笑)

これは起業や経営とかにも言えることだなと思うんだけど、信頼できる道しるべとなってくれる人がいることはありがたいことだし、それに従ってみてまず進むことも大事だと思う。

音楽も経営も1人でどこかを目指すのはなかなか大変。
自分の知識やノウハウだけで経営も音楽もやるなんて、超無理ゲー。笑

その道のプロフェッショナルな人や長く生きている人に教えてもらえて、学べることは本当にありがたいことなのです。

なんだけど、更に大切なのは最終決定はいつも自分がしているというのがとても大事だと思うのね。

言われたからやるんじゃなくて、
言われたことを自分の目的にたどり着くための素晴らしいヒントであると考えて
最終決定をするのは自分である必要がある。

自分の軸には自分の目的があるということです。

私の友人が言っていたことですが
良い先生は存在しない、良い生徒が存在するだけと言っていました。
色々な角度の見方があるとは思いますが、
どんなに素晴らしい助言があったとしても、受け取れる人でなければ価値はない、それを素直に受け取れる生徒が一番優秀だということだと思います。

私はオペラ歌手になりたいとは思っていなかったんです。
ただ、ひたすらに「人を感動させられる「声」で歌いたい」という想いで歌を勉強してきました。
だから今も勉強を続けています。
その目的に進む道中に「イタリアに行ったほうがいい」というアドバイスがあり
素直に聞いて、イタリアに行ったということです。

世の中にはデモデモダッテちゃんもいる。
そう言う人は本当に信頼できる師匠に出会ってないこと、
自分の中に「何かをやりたいという」強い原動力がない、
それと同時にどこに行くかも自分で明確になってないからそうなるだけなんだけど、このように考えてみると前に進むってなかなか大変な事なのよね。
目指す目的地を決めて、車のエンジンを動かして、複数ある道から自分に合った道を信頼できる人にアドバスもらいながら自分の力で進んでいく。とてもシンプルだけど、できない人は多いのかなと。

でも、当たり前といえば当たり前で。
だって、本当に大変なことだし、もし叶えられている人がいるなら幸運な人だと思います。

だから、私は良い音楽作品や人との出会いに恵まれたことに心から感謝しています。

どんなに小さくても勇気を持って一歩を踏み出せたら、それに自信を持っていいし、人の言うことに素直に耳を傾けられたらそれも素晴らしいと思う今日この頃です。

で、明日はそんなイタリアに私を導いてくれた師匠の門下の発表会があります。
私もちょっとお邪魔させていただきますし、さおりお姉様も出演します。

よろしければどうぞ。