COCOHE 公式ブログ

新年の決意

みなさま、こんにちは。COCOHEプロデューサーの内田です。

本年もCOCOHEをどうぞよろしくお願いいたします。

大変なお正月になりました。
これまで生きてきてこんなお正月ははじめてです。

本当に今回の地震で被災した皆さんが一日も早く安心して生活できる日常に戻れることを祈っています。
また、羽田空港での痛ましい事故にも胸を痛めております。
犠牲となった方のご冥福をお祈りします。

新年早々、今ある幸せをちゃんと大切にしなくてはいけないのだと改めて自然から教えられたようなそんな気分でいます。

私は日課で早朝ウォーキングをしているのですが、
今朝も本当に美しい空が広がっていました。(画像は以前のウォーキング時に撮影したもので今日のものではありません。)

空を眺めながら「春の音楽絵本 春の風の贈り物」の物語を思い出していました。
あのお話は自然や日常の当たり前の幸せがいかにありがたく、幸せなことかを描いた作品です。

「僕たちは厳しい自然の中で生きていて、当たり前にそこにあったものが一瞬で姿を変えることもある。
でもね。今この時、この瞬間に起きていることは間違いなく美しい瞬間なんだ。
ぼくはそれを感じで生きているんだ。」

クマの子のセリフです。

伝えたかったことは「未来でも過去でもなく今を生きること」の大切さでした。

足元に咲く小さな花に心を寄せることができる時間は決して当たり前のことじゃない。
我が子と手を繋いであたたかい日差しの中散歩できることも当たり前じゃない。

どんな小さな当たり前も奇跡のようにありがたいってことを忘れないでいようね。

そんな事を伝えたくて書いたお話でした。

自然は美しくもあり、残酷でもあります。

でも、そこには良いも、悪いもなく自然とただただ、そういうもので
その中で、どんな風に生きていくかを人は神様から試されているのかなと思ったりする次第です。

今、こうして私が暖かい部屋で過ごしている間にも
つらい思いをしている人、不安な想いをしている人、空腹の人、何かに困っている人が被災地にはいらっしゃると思います。

何もできない無力な自分がもどかしくなります。

でも私は魔法使いでもない。それを救えるような億万長者でもない。

本当に無力な一人の人間です。

でも、心を寄せることはできるし、それと同時に自分のやるべきことをちゃんとやることもとても大切だと思っています。

自分の日常を大切に送ること。そしてできる範囲で募金などしてエールを送る。

悲観せずにできることを考えて毎日を過ごしていきたいと思います。

そして、新年のこの思いの中から一つ自分が決意したことがあります。

ちっぽけな自分たちではあるけれど、自分たちの可能性を信じてコンサート会場に来てくれた人に楽しい時間を過ごしてもらい、一人でも多くの人に幸せを感じてもらえるよう、ちっぽけな存在ながら命をかけて音楽を届けていくと決意しました。

そして日本中に幸せが届くように、明るい未来を描けるようますます活動の幅を広げて全力頑張りますので、2024年も応援よろしくお願いいたします。

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